【更衣室ロッカー】 働きやすい医療現場に整える 

コラム

白衣に着替える医療現場では必ずあると言っていい更衣室ロッカー。今日は更衣室ロッカーの整理収納の方法をお伝えします。新人看護師さん、これから復帰するママナース、ロッカーが散らかってきてどうしようかとお考えの中堅看護師さんも必見です。

仕事前に白衣に着替えて、準備を整える場所。
仕事を終えて、ほっとしながら私服に着替える場所。
看護師の自分から、一人の人間に戻る場所。

そんな場所ではありますが、実際はどれだけスピーディーに着替えられるか、仕事・帰宅の準備が素早くできるか、戦いのような時間を過ごす方も多いのではないでしょうか。中には瞬殺で着替えている看護師もいて、看護師の着替えが早いのは看護師あるあるかもしれません。

多くの人は着替えや準備の時間を少しでも短縮したいと思っているはず。今回は、看護師が一般的によく使っている更衣室のロッカーの片付けのヒントについてお伝えしていきます。

気持ちよく仕事が始められるように、そして気持ちよく仕事が終われるように、まずはロッカーの使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

更衣室ロッカーの形状 

更衣室のロッカーには、いくつか種類があり縦長や正方形のものがあります。みなさんの職場ではどのようなタイプのロッカーを使っていますか。

多くの病院では、縦長のタイプが使われているのではないかと思います。


たくさん収納できそうに見える縦長タイプのロッカーでも、工夫しなければ収納スペースは意外と限られています。服はハンガーにかけて収納できますが、ロッカーの上部と下部にある針金の網棚は網の幅が広く、物が落ちやすいため、そのまま使っていると使いにくさを感じることがあるのではないでしょうか。  

ロッカー収納の困りごと

ここからは、ロッカー収納によくあるお困りごとを挙げていきます。自分のロッカーはどうかな?と振り返りながら見てください。あるあると思っていただけるかもしれません。

収納スペースが少ない

縦長のロッカーの中で、ハンガーに服をかけると、空間は広くてもデッドスペースが多くなってしまい、収納スペースが意外と少なく感じるかもしれません。

散らかりやすい

収納グッズを使わない場合、下から物を積んでいくことが多くなるため、散らかりやすくなります。必要なものがすぐに見つからず、困った…ということになってしまいます。
また網棚の幅が広く、上の棚に置いていたはずなのに下に落ちてて探しても見つからない…という事件も起こりかねません。

ロッカー内の匂い

ロッカー内にナースシューズを収納すると、匂いが気になることがあります。8時間ぐらいずーっと履いていた靴をロッカーにしまい、ロッカーも鍵をかけて密封しているので、ロッカーを開けたときの匂いが白衣の天使とはほど遠いときがあります。笑
特に梅雨の時期など雨で濡れた傘や服を入れておかなければいけないとき、湿気がこもりやすいので、匂いの原因にならないかなと気になります。

更衣室ロッカー収納のコツ 

ではここからは、更衣室ロッカーの収納のコツについて見ていきます。

必要な物、不必要なものに分けてみよう

更衣室の自分のロッカーを見直してみましょう。
提出済みの書類や、使い終わったスプレー缶、紙袋や壊れた傘など捨てようと思いながらも後回しになっているようなものはありませんか?
不要なものは捨てましょう。シュレッダーが必要な書類は更衣室内に持ち込まないようにし、病院内で廃棄します。
基本的に更衣室のロッカーには書類は入れないようにします。使わない参考書や書類が置きっぱなしになっていませんか?今すぐにはいらないけれど、しばらく使いそうにないようなものは自宅へ持ち帰るようにしましょう。

勉強会の資料や、委員会の書類などは、今後定期的に増えていくことが予想されるので、後から見返せるように、カテゴリー別にファイリングできるようにしておくことをお勧めします。
不要なものを処理することで、収納スペースを確保することができますね。

書類に関してはこちらの記事が参考になります。

ロッカーの収納グッズを活用しよう

ここからは、ロッカーでも使える収納グッズについて紹介していきます。

書類ケース

先ほど、更衣室ロッカーには基本的には書類は保管しないようにとお伝えしましたが、靴などは別場所に保管し、更衣室ロッカーと書類置き場が同じになっている病院もあるかと思います。

そんなときには書類ケースに収納することで、バラバラにならずに収納できます。また、こちらの写真のファイルのように、ただ仕切りになっているもの(箱のように前に立ち上がりがない)ファイルケースが使いやすいのでおすすめです。
提出が必要な書類、時間があるときに確認する書類等にわけてファイリングしておき、それをケースに入れておけば、必要な物だけをもって仕事に行けます。
また、休憩時間や空いた時間に書類の確認をするときも、探す手間なく確認することができます。

ウエアホルダー

ハンガーにかけにくい、ボトムスやセーターなどを収納するのに便利です。
洋服収納として使わないところには、予備の靴下やポケットに入れておく筆記用具やメモ帳、聴診器などを収納しておくことができます。
細長いタイプのロッカーの場合、このアイテムを使うとデッドスペースになりがちな部分も有効活用することができます。

こちらのホルダーを使われていた看護師は、上には新しい白衣置き場(着てきた服と交互に置く)、真ん中は靴下などの小物類、下は消臭グッズや折り畳み傘など、モノの種類を分類して置いておられました。とても便利そうでしたよ

マグネット付き小物ケースやマグネットフック

ロッカーの扉に張り付けて使える収納グッズがあると便利です。
白衣のポケットに入っている筆記用具・メモ帳・予備の文房具・髪留めなども収納できます。


マグネットフックには名札や聴診器、お弁当入れにしているサブバッグなどをかけることができます。

靴棚

以前働いていた職場では靴置き場を2段にして、清潔不潔に分けている人がいました。ただでさえ狭いロッカーで、既存の商品は入らないという方もいらっしゃるかと思います。
そんなときには、段ボールを利用してみてください。段ボールをコの字型に切って、靴に被せるようにして置けば、その上にもう一つ靴が置けるので簡易靴棚の完成です!

標準装備でついていることも多いのですが、ついていないロッカーの場合、扉の裏側に鏡を取り付けておくと、身だしなみのチェックに使えて便利です。

扉裏の一番下は傘置き場、真ん中には汗拭きシートを両面テープで固定して、引っ張って使える仕組みにしておくとスッキリして便利ですよ!

予備の制服は一枚にしよう

白衣のストックを減らすことで、ロッカー内に入る収納スペースが広がります。次の勤務で着る白衣をハンガーにかけ、ポケットの中身も全部移動しておけば、次の勤務前の準備時間を短縮させることができますよ。

以前働いていた病院では、白衣のズボンは個人用に準備されていましたが、上衣はみんなで使うことになっていました。
2-3回/週に交換するような頻度で洗濯に出すように言われていたのですが、その頻度で洗濯に出しているのに、交換する白衣がないということが何度かありました。
一部の人が白衣を取り込みすぎてしまい全体に白衣が行き渡らなくなり、看護部全体の問題になりました。

予備のために複数置いておきたいという気持ちもわかりますが、そこは周囲を思いやって行動できる人でありたいですね。

除湿剤や消臭剤を利用しよう

ロッカーの中は湿気がこもりやすく、匂いの原因になりやすいです。
消臭剤や除湿剤を使用するとロッカー内の嫌な臭いやカビの発生を防ぐことができます。
消臭剤や除湿剤には、掛けられるタイプの物もあるので、自分のロッカーに合った形状のものを探してみてくださいね。

まとめ 

 今回は、更衣室ロッカーの収納についてお話させていただきました。  

ロッカーの収納を見直すポイント
  • ロッカー内のモノを要不要にわけ、不要なものは処分する
  • ロッカー収納の便利グッズを利用する
  • 予備の制服は一枚にする
  • 除湿剤や消臭剤を利用して湿気や匂い対策をする

ロッカーの中を整理整頓して、スムーズに取り出せるようにしておけば、仕事前や帰宅の準備にかかる時間は短縮できます。
準備がスムーズにいくと気持ちの良いスタートを切ることができます。
また、どこに何をしまっておくかを決めておけば、片付ける時間が短縮し、早く帰ることができるようになります。
狭くて使いにくいロッカーだからこそ、自分が使いやすいように工夫して、使い心地のよい空間にしてみてくださいね。

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